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介護職員として働く際に持っておきたい心構え
介護職員として働くときに必要なこと。

技術と知識はもちろん必要ですが、はじめから完璧に知識を頭にたたきこんでいる人はそんなにいませんし、そういう人しか働けないわけではありません。技術もそうです。

最初から段取りよく、教科書みたいな介護ができる人なんていません。

対人職ですので、ある程度経験を積まないとわからないことも多いです。

いつも学ぶ姿勢でいることを心がければ、しだいに技術も知識も兼ね備えた介護士に成長できますので、そこは焦らなくでも大丈夫です。

技術、知識よりも、介護職として働く際に大切な心構え
「相手を尊重する態度」

ではないでしょうか。

介護は、利用者の生活の深いところまでかかわります。食事、排泄、入浴介助など、人間の生理的な、デリケートな部分に踏み込む仕事です。

そして普通のサービス業とは違って、利用者負担金が少ないです。

そのため、介護職の中には、「やってあげている」といわんばかりの態度の人がいます。

たとえば、親しい近所のおばあちゃんを、親切心から無償で介護する、というのなら、「やってあげている」という態度でいいのでしょうが、私たちの介護はあくまでも「仕事」で、お給料が発生していることを忘れてはいけません。

利用者さんは、正式に契約して介護を依頼してこられたクライアントさんです。認知症でも、体が動かなくても、人間としての尊厳を傷つけるような態度は絶対にとってはいけません。

介護職とため口の関係
認知症で、精神的に退行が見られる方に、赤ちゃん言葉で話しかける介護者がたまにいますが、これは大変失礼なことです。

その方の家族が聞いたら、とても不快に思われるはずです。

何十年、社会の第一線で働き、家族を養ってきた頼れる父親や、いつも家族のために家を守って育ててくれた母親に、何もできない赤ちゃんと同じように介護職が接したら、見ている家族はとても悔しく、情けない思いをするでしょう。

基本的には、常に敬語で接するべきです。利用者のなかには、くだけたしゃべり方で接することを好む方もいらっしゃいますが、よほど相手の方がそのように接することを希望されない限り、丁寧な敬語で接したほうがよいと思います。

そして、仕事の終わりに、

「ありがとうございました。」

と、利用してくださったことへの感謝の気持ちを伝えるようにしてみましょう。このひとことで、ずいぶんと関係が良くなる魔法の言葉です。

どのような気持ちで介護をするか
やってあげているのではなく、働かせてもらっている、という気持ちが大事です。

必要以上にへりくだって何でもいうことを聞く必要はないので、無理なことを何度も言ってくるかたには毅然と対応することも大切です。

こちらがきっちりと丁寧な応対をしていれば、無理なことを言ってくる方も減ると思いますので、自分も無駄な労力を使わず、気分よく働けますよ。

介護面での小さなミスは、誰にでもあることです。何回も同じミスをしなければいいのです。

働く前から心配しても仕方ないので、上に書いた、「利用者を尊重する」という心構えをもって、実力も知識もある頼れる介護士を目指してがんばりましょう!

介護職員として働くということはどういうことか?
介護の仕事につくにあたり、不安もたくさんあるかと思います。

おじいちゃんおばあちゃんと一緒に住んでいた、または住んでいる、という人は、「お年寄りってこんな感じ」というのがわかるでしょうが、最近はおじいちゃんおばあちゃんと暮らしたことがない人が多いので、そういう人は、はじめはとまどうことも多いでしょう。

よく言われるのが、高齢者を介護する仕事は、幼児の成長を見守る保育士と違って、「昨日できなかったことが今日はできるようになった。」という喜びがなく、「昨日できていたことが今日はできなくなった。」ということばかりだろうから辛いでしょう、というようなことです。

確かに、圧倒的に、できなくなっていくことのほうが多いです。それを見て辛いときもたくさんあります。でも、高齢者は、できなくなっていくだけではないんです。

最近の研究では、高齢になっても、認知的な発達は死ぬまで続く、というデータがあります。「高齢者 発達」等の単語で検索すると、興味深い本などがありますので、是非読んでみてください。

加齢によって、思うように自分の心と体を動かせなくなるのは確かにそうなんですが、「できなくなっていくだけの世間的弱者」として捉えるのは、高齢者の方に失礼ですし、ゆくゆく自分がそうなったときに、そう思われるのはやっぱり嫌ですよね。

できなくなっていくところは仕方がないので、その点をフォローしながら、なるべく自分のちからでやれることはやる、という気持ちを奪わないようにしたいですね。

高齢者の方は頑固な方も多いので、面倒なやりとりも多いと思いますが、年の功とはよくいったもので、話していると「えー!そうなの?」というような、面白い話やためになる話が聞けるので、楽しいですよ。

特に今の高齢者の世代は戦争経験のある方が多いので、そのときの話を聞くと、同じ世代の人からは得られないものを得ることができます。こちらから聞けばたくさん話してくださると思いますよ。

下の世話などを人にされているとどうしても、情けない気持ちになってしまったりして、「介護してもらっている」という風に考えてしまう高齢者も多いでしょうが、あくまでも、お金を払ってサービスを受けている立場なので、こちら側も、「弱い人の面倒を見る」という意識でなく、「できないところだけフォローしますね。」くらいの気持ちで、尊敬を持って接していけばいいかなと思います。

高齢者の心と体に関する知識はしっかり持って要所要所はきっちり対処しつつ、普段は年寄り扱いはしませんよ!くらいの気持ちで接して、よい人間関係を築けたらいいですね。

自分と違う世代の人と密接に関わる貴重な体験ができる仕事です。ストレスも多いとは思いますがそのなかで、自分なりに楽しめるように工夫してがんばりましょう!自分が高齢者になったときに、今の経験はきっととても役に立つと思いますよ。

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